LINEで送る
Pocket

企業概要

企 業 拠 点 :ナイジェリア・ラゴス
設 立 年 月 日 :2018年
資金調達総額 :非公開
現在のファンドステージ:アーリーステージ
リード投資家 :500 Global (旧 500 Startups), USAID (米国国際開発庁・助成金)
従 業 員 数 :約11〜50名

【サービス内容】
アフリカ大陸には、世界の未耕作の農地のおよそ6割が存在するとされ、若年層の人口も急速に増加しています。しかし、多くの小規模農家は、資金や最新の技術、そして農産物を売る相手となる市場へのつながりが不足しているため、事業を商業的な規模へと広げることができず、若者の雇用も生み出せないという深刻な悪循環に陥っています。こうした課題を解決するために、農業研究者であったアデワレ・オパリンデ博士がナイジェリアで設立したのが、農業支援の仕組みを提供するEZ Farmingです。

EZ Farmingは、アフリカの小規模農家と、世界中の小口投資家や農産物の買い手とを直接結びつける、取引の場を提供しています。投資家はこの仕組みを通じて特定の農場に出資し、いわば農場を共同で所有するような形をとり、農家はその資金を使って灌漑設備の導入や農地の拡大を行います。さらにEZ Farmingは、単に資金を提供するだけでなく、農家に対して専門的なデータや技術面での支援も行うことで、2エーカーに満たない小さな農場を、短期間で商業規模の農場へと成長させるための伴走支援を行っています。

同社が最も大切にしている使命のひとつが、若者の雇用創出です。商業規模まで成長した農家は、EZ Farmingの仕組みを通じて農業の実践研修やインターンシップを行い、地元の職を持たない若者に実践的な農業のノウハウと働く機会を提供することが求められます。これにより、次の世代を担う若手農家を育て、都市部のスラム化や不法移民といった社会問題の根本的な解決を目指しています。

2019年には、アメリカのサンフランシスコにある名門アクセラレーターの500 Startups、現在の500 Globalのシードプログラムに採択され、15万ドルの資金調達を実施しました。また2021年には、アメリカ国際開発庁の食料安全保障に関する支援制度から助成金を獲得し、オシュン州に1000エーカー規模の農園を新たに開設するなど、事業を拡大しています。アフリカの豊富な人材と土地の可能性を引き出し、持続可能な食料安全保障を実現する、社会的な意義の高いスタートアップとして注目されています。

LINEで送る
Pocket

新着情報やお得な情報をメールでお届けいたします!