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企業概要

企 業 拠 点 :米国カリフォルニア州サンフランシスコ
設 立 年 月 日 :2017年
資金調達総額 :シード
現在のファンドステージ:プレシード
リード投資家 :500 Global
従 業 員 数 :1-10名

【サービス内容】
外科医にとって、手術前の正確な計画づくりは、患者の命を左右する最も重要な作業です。しかし現場の医師たちは今なお、CTやMRIといった平面的な画像から、患者の複雑な体の立体構造を頭の中で組み立てながら手術に臨まなければならず、これが予期せぬリスクや手術時間の長期化につながる要因となっていました。こうした長年の課題を解決するために、カリフォルニア大学サンフランシスコ校の小児放射線科医であるJesse Courtier医師の着想から生まれたのが、拡張現実を用いた医療用ソフトウェアを提供する、Sira Medical(シラ・メディカル)です。

Sira Medicalは、患者一人ひとりのCTスキャンなどの放射線画像を、極めて精細な立体映像へと変換する独自のアプリケーションを開発しています。Microsoft HoloLensなどの拡張現実用ヘッドセット、あるいは一般的なタブレットを通じて、医師は患者の臓器や骨格を現実の空間に浮かび上がらせ、あらゆる角度から観察できるようになります。

最大の強みは、単なる映像化にとどまらない、実践的なシミュレーション機能です。医師はソフトウェア上で体の模型を操作し、仮想的に切開を試したり、埋め込み器具のサイズが実際に合うかどうかを事前に確かめたりすることができます。

同社が開発した拡張現実による術前計画のアプリケーションは、アメリカの厳しい基準をクリアし、医療機器としてアメリカ食品医薬品局から正式な認可を取得しているという、画期的な節目を迎えています。

UCSFでの長年の研究に裏打ちされた、特許を取得済みの画像生成の手法により、既存のソフトウェアで起こりがちな、体の構造のゆがみや欠落を完全に取り除いています。500 GlobalやMicrosoft for Startupsといった有力な支援を受けており、年間数十億ドル規模にのぼるとされる防げるはずの医療過誤の削減と、手術時間の大幅な効率化をもたらす次世代の医療テクノロジーとして、世界の医療現場への普及が期待されています。

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