企業概要
企 業 拠 点 :米国・マサチューセッツ州
設 立 年 月 日 :2020年1月1日
資金調達総額 :750万ドル
現在のファンドステージ:シード
リード投資家 :500 Global、Shorooq Partners、SOSV、Sawari Ventures、SOSV SF & NY
従 業 員 数 :約11〜50名
【サービス内容】
がんや自己免疫疾患の治療において、抗体を利用したバイオ医薬品は極めて重要な役割を果たしていますが、その開発と製造には莫大なコストと時間がかかります。こうした創薬の過程を、人工知能と独自のタンパク質設計技術によって根本から変えようとしているのが、エジプトで設立され、現在はアメリカにも拠点を構えるディープテック・スタートアップ、Proteinea(プロテイネア)です。
同社の最大の特徴は、タンパク質のアミノ酸配列を読み解く独自のAI言語モデル「Ankh」などに代表される、高度な計算生物学のアプローチです。Proteineaは特に、抗体医薬の働きに直結する部分の設計に力を入れています。AIを用いてこの部分を最適化することで、薬が体内で効果を発揮し続ける時間を延ばしたり、免疫の反応を特定の病気に合わせて正確に調整したりと、より安全で効果の高い次世代のバイオ医薬品を、従来よりもはるかに速く設計することができます。
さらに、同社は創業当初から、バイオ医薬品を作るためのコスト構造そのものを見直す、独自のアプローチでも知られています。従来の巨大な培養設備の代わりに、昆虫の幼虫を小さな生産工場として活用し、大規模かつ低コストで組換えタンパク質を生産するという、画期的な仕組みを開発しました。
現在では、Sadu CapitalやShorooq Partnersといった中東の有力な投資会社に加え、シリコンバレーのバイオ分野に特化したアクセラレーターIndieBio(SOSV)からも、力強い支援を受けています。最先端のAI言語モデルによる治療薬の設計と、効率的なバイオ医薬品の製造工程とを組み合わせ、命に関わる病気に対する新たな治療法を、いち早く患者のもとへ届けることを目指す、中東・北アフリカ発の最も有望なバイオテック企業のひとつです。


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