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企業概要

企 業 拠 点 :オーストラリア・シドニー
設 立 年 月 日 :2025年
資金調達総額 :約90万オーストラリアドル
現在のファンドステージ:プレシード
リード投資家 :500 Global
従 業 員 数 :1-10名

【サービス内容】
水道工事や電気工事、リフォームなどを手がける小規模な建設・修理業者にとって、新規顧客からの電話はビジネスの生命線です。しかし、作業員が現場で手を動かしている最中に電話が鳴っても出ることができず、数時間後に折り返した頃には、顧客はすでに別の業者に依頼を決めてしまっているという機会損失が、日々起きています。こうした業界特有の悩みを解決するために、オーストラリアのシドニーで設立されたのが、建設・サービス事業者向けにAIによる電話応対の仕組みを提供する、Chime Labs(チャイムラボ)です。同社は、Googleで長年AIや大企業向け営業に携わってきたAlexis Griveau氏と、自身の家族が営む建設会社の運営を20年間支え続け、現場の非効率さを肌で知るMat Pretel氏という、強力な二人によって創業されました。

Chime Labsの主力製品である「Chime Reception」は、音声AIを使って24時間365日、人に代わって電話に応対する仮想アシスタントです。AIは単に伝言を録音するのではなく、たとえばキッチンの排水管が詰まって水浸しになっているといった顧客の状況を聞き取り、緊急度を判断したうえで、翌日の枠に予約を入れるといった、自律的なやり取りを行います。さらに、ServiceM8、ServiceTitan、Simproといった、業界で広く使われている業務管理ツールと滑らかに連携している点が最大の特徴です。AIが電話口で聞き取った内容は、そのままシステム上の予約や見積もりの下書きとして自動的に登録されるため、事務作業のための二重入力を完全になくすことができます。

主力機能としては、電話応対そのものを代行する「Reception」、営業時間外や電話が集中する時間帯だけをカバーする「Overflow」、そしてスタッフの電話対応の質をAIが採点し指導する「Coach」という三つの機能を展開しています。2026年4月には、名門アクセラレーターの500 Globalが中心となった資金調達で、90万ドルを調達したことを発表しました。現在、オーストラリア国内の現場を支えるだけでなく、アメリカ市場のホームサービス事業者向けの展開も始めており、世界のブルーカラー産業に最新のAIをもたらすスタートアップとして、急速に注目を集めています。

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