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【 東京海上HDが米スタートアップに出資、AIで車の損害額を算定するシステムについて】

▼記事
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/news/18/02085/

▼記事の内容
・東京海上ホールディングス(HD)は2018年7月24日、保険とITを融合した「InsurTech(インシュアテック)」を手がける米スタートアップ、メトロマイルに出資
・AI(人工知能)を使って、過去の実例から車の損害額を短時間で割り出すシステムを導入し、これまで保険金の申請から支払いまで2~3週間かかるところを最短で即日に支払えるようにする
・メトロマイルが実施する約150億円の増資の一部を引き受ける。出資額は数十億円の見込み

 

(メトロマイル社HPより参照)

▼Metromile社とは?
メトロマイル社は、一連の業務プロセスの中にテクノロジーを積極的に取り込み、実際に活用して いるデータ分析に強みをもつ有力なインシュアテック保険会社。具体的には、お客様接点の あらゆる場面(広告・保険加入・事故対応時等)に幅広くデジタルテクノロジー(機械学習や高度なデータ解析能力)を活用し、独自のビジネスモデルで、米国の個人向け自動車保険にイノベーションをもたらしている。

▼分析
今回の出資はレンタカー市場拡大への施策だと筆者は推測する。前回のNews分析記事にもあるが、日本ではマイカー所有傾向が希薄となっており25際以下の若者中心に、キャンピングカーを含むレンタカーニーズが高まっている。また訪日外国人のレンタカーニーズもあるだろう。筆者も先日沖縄に行った際に、タクシーの運転手と話していたのだが、訪日外国人が新品のレンタカーを事故等で破損するケースが多く、日本の旅行者からそのことについてクレームが多く困っていると聞いた。また都内でレンタカー屋さんでも「夏休みに入り大学生がレンタカーを借りて事故を起こすケースが増えているので気をつけてください」と言われた。このように、日頃運転していない層日本での運転に慣れていない層がレンタカーを借りることになるので、当然事故による車の傷も増えるだろう。

今回のメトロマイル社の技術を活用して車の損害額を算出するシステム。具体的には、スマートフォンで車の損傷箇所を撮影してシステムに送信すると、AIが車種や損傷度合いなどを基に損害額を計算する仕組み。これは非常にレンタカー会社と相性が良いと考える。7/19のNews分析記事のように、最終的には洗車機に複数カメラをつけ車が洗車機を通るだけで、借りる前と借りた後での損傷度合いから損害額を自動で算出できるようなこともできるかもしれない。東京海上ホールディングスの今後の動きに注目である。それにしても東京海上グループは日本を中心にスタートアップとの連携が盛んだなー。

 

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