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◉ サービス名

Braavo Capital

◉ サービス内容

アプリ開発会社向けの資金調達プラットフォームはアメリカで「app funding platform」と呼ばれている。当プラットフォームはアプリの成長、又は開発に必要な資金を提供するサービスである。この中で、クラウドファンディング・サービスを提供するプラットフォームは多い。しかし、アプリ会社側にとっては、持分の希薄化、アイデア盗難リスク等のディメリットがある。また、ベンチャー・キャピタルからの資金調達上、アプリ会社はハイテク企業との競争に苦戦しており、資金調達を受けるのが難しい状況である。
 
そこで、Braavo Capitalは収益をあげているアプリ会社に特化する、融資サービスを始めた。当社の融資サービスは、売掛金を担保とする融資と、アプリのユーザーデータに基づく融資、の2種類ある。人的保証、パフォーマンス規定等の融資条件が付かず、将来の収益の一定率を回収する条件のみで、アプリ会社は借り入れする事ができる。また、当社が無料で提供するダッシュボードを利用する事により、アプリ会社はユーザー獲得、エンゲージメント、顧客生涯価値などの主要業績指標データを把握する事ができ、それによって、融資の実行タイミングを計れる仕組みとなっている。
 
アプリ市場は成熟しており、当事業に特化する融資サービスを行う会社も現れるようになった。アプリ会社のほとんどが、自身の会社のユーザー情報など、豊富なデータを持っているため、融資サービスをより容易に提供することが可能となっている。App fundingはニッチな市場であり、今後も注目するべきである。

◉ 設立年

2015年

◉ 累計資金調達額

7800万ドル


<出典>From the Alley:アメリカで注目すべきスタートアップを紹介するメルマガ
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