企業概要
企 業 拠 点 :アメリカ合衆国デラウェア州ドーバー
設 立 年 月 日 :2024年
資金調達総額 :770万ドル
ファ ン ドス テ ー ジ:シード
リード投資家 :Uncork Capital, MANTIS Venture Capital, Scribble Ventures, PrimeSet, Roar Ventures
従 業 員 数 :約11〜50名
【サービス内容】
近年、ECサイトやSaaSなどのウェブアプリケーションにおいて、サイバー攻撃の主戦場はサーバー側からユーザーの「ブラウザ(クライアントサイド)」へと移行しています。WAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)などの従来のセキュリティインフラは、ネットワークの防御には長けていますが、ページが読み込まれた後にブラウザ上で実行されるサードパーティのスクリプト(分析タグや広告コードなど)の挙動までは監視できません。この「サーバー防御の死角」を突くMagecart(クレジットカード情報のスキミング)やアカウント乗っ取り(ATO)といった脅威に対抗するため、元CloudflareのプロダクトマネージャーであるSimon Wijckmans氏によって設立されたのがcsideです。
同社が提供するプラットフォームは、たった一行のスクリプトをウェブサイトに追加するだけで、訪問者のブラウザ内で実行されるすべてのスクリプトの挙動をリアルタイムで監視・制御します。疑わしいスクリプトのペイロードをリアルタイムで分析し、フォームジャッキングやデータの不正持ち出しを未然にブロックします。また、近年急速に増加している「人間のユーザーを装ってサイトを操作するAIエージェント(OpenAI OperatorやClaudeなど)」や自律型ボットの識別においても、デバイスのフィンガープリントやタイピングの行動パターンを解析することで高精度な検知を実現しています。
さらに同社の事業成長を強力に後押ししているのが、クレジットカード業界の最新セキュリティ基準「PCI DSS 4.0.1」への対応です。決済ページで実行されるすべてのスクリプトのインベントリ作成や正当性の証明、不正変更の検知を厳格に求める「要件6.4.3および11.6.1」のコンプライアンス業務を、csideのダッシュボードを通じて完全に自動化します。高度な分析AIモデルを外部APIに依存せずプライベートクラウド上で稼働させ「ゼロデータ漏洩」を担保するなど、最新のデジタル脅威と厳しい規制の双方から企業のウェブ資産を保護する、次世代のブラウザセキュリティ基盤として急速に支持を広げています。害極小化」へとパラダイムシフトを遂げる中、AmberBoxの技術とビジネスモデルは、多くのビジネスパーソンにとって注目すべき事例と言えるでしょう。


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