企業概要
企 業 拠 点 :メキシコ・メキシコシティ
設 立 年 月 日 :2019年
資金調達総額 :85万米ドル
現在のファンドステージ:プレシード
リード投資家 :500 LatAm、Wayra Hispam、New Ventures、ダイキン工業、Endeavor Ecuador
従 業 員 数 :11〜50名規模
【サービス内容】
中南米では、家電の設置や修理、水回りや電気の工事、エアコンの取り付けといった家庭向けの技術サービスの多くを、個人で働く非正規の技術者が担っています。品質にばらつきがあるうえ、技術者の手配は電話頼みで、メキシコでは家電の設置に8〜15日かかることもあります。小売店やメーカー、保険会社にとって、購入後の設置や修理は顧客満足を大きく左右しますが、安定した品質の技術者網を自前で持つのは難しく、外部任せでは対応の遅れが自社ブランドの評判を傷つけかねません。一方、腕のある個人技術者も、収入が不安定で社会保障もなく、デジタル経済から取り残されています。
AORA(アオラ)は、設置・修理・メンテナンスなどの訪問サービスを、認定技術者のネットワークとテクノロジーで提供するサービスです。現在の事業の中心は、小売店やメーカー、保険会社の顧客にアフターサービスを届ける形で、提携企業のブランドのまま使える申し込みページや技術者向けの作業アプリ、既存システムとの連携、サポート体制までを一体で提供しています。白物家電やエアコン、水回り・電気工事など幅広く対応し、全国で24時間以内の訪問が可能です。提携企業は自前で技術者を抱えずに質の高いサービスを提供でき、新たな収益源にもなります。
メキシコでは、大手百貨店リバプール、ザ・ホーム・デポ、ウォルマート、サムスン、保険大手AIGなどと取引しています。顧客推奨度は80%を超え、創業初年度には1,000人以上が技術者に応募し、200人がネットワークに加わりました。2026年には、ウォルマート、AIGとともに、延長保証の購入に設置サービスを組み込む、メキシコ初の取り組みも始めています。
CEOのルシアーノ・モヤ・カバラ氏は、20年以上の職業経験を持ち、従来の技術者探しが「デジタル版の電話帳」にすぎないことに課題を感じて、2020年にエクアドルでサービスを開始しました。2021年に大手家電販売店と契約して現在のモデルへ転換し、2022年には500 LatAmのアクセラレーターに採択され、メキシコへ進出しました。2023年にはリバプールと提携し、85万米ドルを調達しています。2025年には、ダイキン工業主催のスタートアップコンテストで優勝し、2026年にはダイキンとパートナーシップ契約を結びました。「中南米の訪問サービス版ウーバー」を目指し、メキシコ全32州への展開を進める、日本企業との協業も始まっている注目のスタートアップです。


▼出典
https://mx.aoraservicios.com/
https://mx.aoraservicios.com/historia
https://www.forbes.com.ec/negocios/la-startup-ecuatoriana-aora-logro-acuerdo-gigante-retail-mexicano-n51954
https://startupslatam.com/aora-la-startup-que-quiere-revolucionar-los-servicios-a-domicilio-en-latinoamerica/
https://la7em.com/aora-la-startup-que-esta-revolucionando-el-mercado-de-servicios-para-el-hogar/
https://www.primicias.ec/noticias/tecnologia/tres-startups-ecuatorianas-brillan-digital/
https://ecosistemastartup.com/?p=10391
https://www.descubre.vc/aora
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