企業概要
企 業 拠 点 :米国マサチューセッツ州ボストン
設 立 年 月 日 : 2012年
資金調達総額 :約8500万ドル
現在のファンドステージ:シリーズC
リード投資家 :Bolster Investment Partners, UFS Technology
従 業 員 数 :約250〜300名
【サービス内容】
アメリカの幼稚園から高校卒業までの教育期間において、不登校や中退、そして生徒の心の健康は、深刻な社会課題となっています。これまで学校教育の評価は、テストの点数や出席日数といった表面的なデータに偏りがちでしたが、生徒が本当の意味で成長していくためには、自分自身を律する力や、人とうまく関わる力といった、数値化しにくい力が欠かせないことが分かってきました。こうした、数値では測りにくい力の把握と、教育に関するデータがばらばらに管理されているという課題を、技術の力で解決するために設立された教育系スタートアップが、Panorama Educationです。
イェール大学の学生だったAaron Feuer氏らによって創業され、名門アクセラレーターのY Combinatorを卒業した同社は、学校区向けに特化した、企業間取引のデータ分析の仕組みを提供しています。最大の強みは、学業成績や出欠状況、行動記録といった数値化されたデータと、ハーバード大学の研究者らと共同で開発した、生徒・教員・保護者向けのアンケート調査から得られる、対人関係や自己管理に関する評価スコアを、ひとつの管理画面にまとめて表示できる点にあります。
近年では、収集した膨大な教育データに機械学習やAIの技術を取り入れ、強力な早期発見の仕組みを提供しています。これにより、中退や学習の遅れの兆しがある生徒をシステムが自動的に見つけ出し、段階に応じた支援の枠組みに沿って、教師やカウンセラーが、いつ、どの生徒に、どのような手助けをすべきかを、データに基づいて判断できるようになります。
現在、Panorama Educationの仕組みは全米の数千の学校区に導入されており、数百万人の生徒の学びの環境と心の健やかさを、裏側から支えています。教育格差の是正と、データに基づいた一人ひとりに合わせた教育の実現に向けた基盤として、General AtlanticやEmerson Collectiveといった著名な投資家から多額の支援を受けており、教育テクノロジーと社会的な課題解決の両面をリードする企業として、高く評価されています。


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