企業概要
企 業 拠 点 :シンガポール
設 立 年 月 日 :2016年10月14日
資金調達総額 :1410万ドル
現在のファンドステージ:シリーズA
リード投資家 :500 Global、Endeavor Catalyst、Goodwater Capital、Headline Asia、Gobi Partners
従 業 員 数 :約51-100
【サービス内容】
東南アジアは、世界最大級の二輪車市場のひとつであり、人々の日常的な移動手段や、ネット通販の配達といった物流を支える、欠かせない存在となっています。自動車に対するバイクの割合は、マレーシアでほぼ1対1、インドネシアでは6.5倍、ベトナムでは14.2倍にのぼり、対象となるバイクの数は2億1,600万台と見積もられています。しかし、この巨大な中古バイク市場は非常に細分化されており、品質のあいまいさや詐欺のリスク、価格の不透明さが、長年消費者を悩ませてきました。こうした課題を解決するために、Gil Carmo氏とSharmeen Looi氏がマレーシアで設立したのが、東南アジアを代表する中古バイクの売買サービス「iMotorbike(アイモーターバイク)」です。
iMotorbikeは、単なる個人間売買の掲示板ではなく、安全で一貫した取引を保証する仕組みを提供しています。同社は170を超える検査拠点を展開しており、出品されるバイクに対して厳格な品質検査を実施しています。購入者には6日間の返品保証や6か月間の延長保証が提供されるほか、全国配送、ローン融資、保険、車両税の更新といった付加価値のあるサービスまでをまとめて提供し、中古バイク購入の煩わしさをなくしています。
こうした透明性と信頼を徹底した取り組みによって、中古バイクや部品、付属品の再利用を促す循環型の経済を、二輪車市場で確立しようとしています。物価や燃料価格の上昇を背景に、維持費の安いバイクへの需要はさらに高まっており、同社の仕組みは急速な成長を遂げています。
2023年にGobi PartnersやOndine Capitalなどが中心となった260万ドルの資金調達を完了したのに続き、2025年1月にはAlpha JWC VenturesやWhite Star Capitalなどから1,000万ドルの追加資金を調達し、これまでに集めた資金の総額は1,260万ドルに達しました。この資金をもとに、マレーシアとベトナムでの検査拠点の拡充や技術投資を加速させており、東南アジアのモビリティと循環型経済の未来を形づくる、注目のスタートアップです。


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