企業概要
企 業 拠 点 :米国カリフォルニア州サンタクララ
設 立 年 月 日 :2015年
資金調達総額 :約1億3500万ドル
ファ ン ドス テ ー ジ:シリーズC
リード投資家 :Battery Ventures, Ten Eleven Ventures, Wing Venture Capital, Mayo Clinic
従 業 員 数 :約100〜200名
サービスの内容
企業のネットワーク環境には、パソコンやサーバーだけでなく、監視カメラ、スマートテレビ、工場の制御機器、病院の医療機器など、膨大な数のデバイスが接続されています。これらの機器の大半は従来のセキュリティソフトをインストールすることができず、IT部門がその存在すら把握していないケースも珍しくありません。サイバー攻撃者がこうした脆弱なデバイスを足場にして企業の中枢システムへ侵入する事例が急増するなか、ネットワーク全体を可視化して保護するために開発されたのがORDRのプラットフォームです。
同社のシステムは、ネットワーク上を行き交う通信データを機械学習によって解析し、接続されているすべてのデバイスの種類やメーカー、そして正常な動作パターンを継続的に学習してマッピングします。監視カメラが外部の見知らぬサーバーへデータを送信し始めたり、医療機器が社内の関係のないデータベースにアクセスしようとしたりするなど、デバイスが本来の目的とは異なる不審な通信を始めた瞬間、システムがそれを即座に検知します。そして、問題のあるデバイスだけをネットワークから自動的に隔離することで、業務全体を止めることなくマルウェアの感染拡大や情報漏洩を未然に防ぐ仕組みを構築しています。
近年はセキュリティ運用を簡略化するためのAI技術にも多大な投資を行っており、2025年末には自然言語でシステムと対話できる自律型AIエージェントのORDR IQを発表しました。これにより、現場の担当者は複雑な操作画面を習熟していなくても、日常的な言葉でデバイスの状況を質問し、必要なセキュリティ設定を即座に適用できるようになりました。
同社は2025年3月に共同創業者のパンディアン・グナナプラカサム氏がCEOに復帰し、ブランドと製品群の刷新を行いました。Battery Venturesや医療機関であるMayo Clinicからの資金調達も背景に持ち、サイバー脅威から物理的なインフラとデジタルな資産の双方を守る次世代のセキュリティ標準として、医療、製造、エンタープライズ市場で確固たる地位を築いています。


ベンチャーをお探しの方
サービス掲載希望の方
