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◉ サービス名

Maestro

◉ サービス内容  

Twitch、Facebook、YouTube等のライブ動画配信(所謂ライブストリーミング)プラットフォームでeスポーツを観戦する視聴者は多い。但し、同プラットフォームのインタラクティブ性は低い。更に、ストリーマーと視聴者のエンゲージメント(相互作用)が少なく、ライブストリーミングはテレビと何ら変わらない動画配信手段になっている。

Maestroはeスポーツのライブストリーミングをインタラクティブにする企業向け配信プラットフォームを提供している。当プラットフォームの主な機能は視聴者とのインタラクション機能と視聴者の分析機能である。例えば、同プラットフォームを利用する事により企業は、eスポーツの試合中に投票などの参加型コンテンツを出したり、視聴者のユーザー属性を分析し個々人に合わせた広告を配信することができる。またTwitchやYoutubeと異なり、Maestroのプラットフォームは企業のサイトにプラグインする為、企業が視聴者データを全て保有することができる。
同社はSaaSのサブスクリプション収入、データベースへのアクセス料、商品販売による収入シェアの3つの収益源を持つ。Maestroの対象顧客はeスポーツ関連企業であり、ESL(世界最大のeスポーツ団体)、Sony PlayStation、Microsoft、Pokemon等の顧客を持つ。
若い世代のeスポーツ視聴者に対してインタラクションは重要である。彼らはメディアがインタラクティブであることが普通と考えており、インタラクティブ性が高い動画に目を向けている。Maestroのソリューションはこの若い世代のニーズにどこまで応える事ができるのだろうか?

◉ 設立年

2015年1月

◉ 累計資金調達額

580万ドル


<出典>From the Alley:アメリカで注目すべきスタートアップを紹介するメルマガ
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