企業概要
企 業 拠 点 :米国カリフォルニア州サンフランシスコ
設 立 年 月 日 :2010年
資金調達総額 :約300万ドル
ファ ン ドス テ ー ジ:M&A
リード投資家 :Uncork Capital, Floodgate, Lightspeed Venture Partners, Techstars
従 業 員 数 :約10〜50名
【サービス内容】
米国だけでも年間1,000億ドル規模と言われるギフトカード市場ですが、特定の店舗でしか使えないという制約から、数十億ドルもの残高が使われずに無駄になっている(退蔵益問題)という大きな課題がありました。この非効率なギフトカードの仕組みを根本から見直し、より柔軟で使い勝手の良いデジタル体験を提供するためにサンフランシスコで設立されたのがGiftlyです。
従来のギフトカードは、小売店のPOS(販売時点情報管理)システムと深く統合する必要があったため、小規模なローカル店舗での導入は困難でした。しかし、Giftlyのプラットフォームは特定の店舗のシステムに依存しません。贈り主は「お気に入りの中華料理店でのディナー」や「近所のカフェでのコーヒー」など、あらゆるローカルまたは全国規模の店舗を指定してデジタルギフトを送信できます。受け取った側は、指定された体験を楽しむために、Giftlyの残高を自身の銀行口座やPayPalに転送するか、Visaネットワークを利用した物理的なプリペイドカードとして、実質的にどこでも自由に資金を使うことができます。「どこで何に使うか」という用途を提案しつつも、最終的な使い道は受け取る側の自由に委ねるという柔軟な設計が最大の強みです。
また、消費者向けのピアツーピア(P2P)のギフト送信だけでなく、企業が従業員や顧客にインセンティブを付与するためのB2B向け「法人リワードプログラム」の展開にも力を入れており、カスタマイズ可能なデジタルギフトのインフラとして多くの企業で採用されています。
創業初期にUncork CapitalやFloodgateなどのトップVCから約300万ドルのシード資金を調達して事業を拡大し、2013年には米国最大級のギフトカードプラットフォームであるGiftCards.comに買収されました。現在も同社の強力なインフラを通じて、贈り物の温かさとデジタルの利便性を両立させるギフトソリューションとして広く利用されています。


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