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◉ サービス名

Drive Motors

◉ サービス内容  

今の時代、自動車ディーラー市場で生き残るのは非常に大変である。オンライン・マーケットプレイスからの競争圧力が激化しており、ディーラーが得られるマージンはほとんどない。顧客もそもそもディーラーに行きたがらない。押し付けがましいセールスマンや自動車価格の透明性のなさで、顧客がディーラーよりもオンラインを好むのは無理もない事だ。しかし、多くのオンライン・マーケットプレイスでは車をオンラインでは買えず、取引を完了するためには売り手に連絡を取るか、ディーラーまで足を運ぶ必要がある。

ディーラーと顧客の両者にとってのこれらの問題を解決するために、 Drive Motorsは自動車ディーラーのウェブサイト用のプラグインを提供している。

同プラグインは今までディーラーのウェブサイトにはなかった様々な機能を付加し、顧客とのオンライン上取引を24時間可能にする。プラグインはディーラーの既存システムで動作するため、ウェブサイト上の変更を要しない。更に、オンライン上での取引が24時間可能になる事により、多岐にわたる営業時間外の顧客を失うことさえ気にしなくてよくなった。月695ドルのソフトウェア・ライセンス料をDrive Motorsに支払う必要はあるが、他社の競争会社のように販売手数料は発生しない。そのため、ウェブサイトを通じて1、2台の車を売るだけでプラグインのコストがカバーされ、ディーラーとしてはお得なサービスである。


顧客にとっても同プラグインを利用しているディーラーのウェブサイトは大変利用勝手が良い。顧客はディーラーのウェブサイト上で好きな車を選び、オプション設定、支払い方法の設定、支払いと、取引を成立させる包括的な購入プロセスを行う事ができる。更に、車のトレードインや、アップグレード、アクセサリーの購入も、ウェブサイト上で全て行える。当然ではあるが、顧客は24時間いつでもウェブサイトから車の購入ができる。Driver Motors が実施した市場リサーチによると、多くの顧客はディーラーが閉まった後の夜の時間帯に家族と相談した上で車の購入を行うことを好む。極端なケースだと、夜中の3時に車を買って、翌日朝9時に車をピックアップするケースもあった。ウェブサイト上で行えないことは車をピックアップすることだけだ。
車をウェブサイト上で購入することは新概念ではない。JoydriveやVroomのような同業他社はそのサービスを提供している。しかし、JoydriveやVroomが顧客のニーズに焦点を当てている一方で、Drive Motorsはディーラー、顧客の両者のニーズに焦点を当てている。Drive Motorsのようにディーラーのニーズにも焦点を当てた自動車関連のスタートアップは数少ない。Drive Motors だけがディーラーと顧客の両方のニーズに応えるスタートアップであるやも知れないため、激しい競争のある自動車市場において将来性のある会社になっていくと思う。

◉ 設立年

2015年

◉ 累計資金調達額

1170万ドル


<出典>From the Alley:アメリカで注目すべきスタートアップを紹介するメルマガ
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