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【SOMPOの新規事業イノベーションラボ「D-STUDIO」について】

▼記事
https://www.businessinsider.jp/post-169905

▼記事の内容
・SOMPOホールディングスは、事業創出プラットフォーム「SOMPO D-STUDIO」の設立を発表
・事業創出分野として、モビリティースマートホームヘルスケア未来サービスの4分野に注力、2年後以降には3000億円の利益を目指す

▼SOMPO D-STUDIOとは?とは?

SOMPO D-STUDIOHAは企業の枠を超えた人とデータを起点とした事業創出プラットフォーム。アクセラレーションプログラムの一種だが、特徴としては下記が挙げられる。

・活動はインターネット上が主軸。必要に応じてWeWorkやSOMPOの施設を利用する
・すでに課題意識や事業を手掛ける人に集まってもらうのではなく、アイデア出しや問題の具体化からスタートする
・基本的には事業化を目指す。その際、SOMPOと深いつながりがある事業であればSOMPOブランドの名前を付けた会社をつくる。そうでない場合も、投資を行い支援する

▼分析
2018年3月に公開された「イノベーティブ大企業ランキング」でも保険業界は上位20位にランクインは無かった。そんな保険業界の中でもスタートアップ・ベンチャー企業との連携で進んでいるのは東京海上日動火災保険だ。荷物一時預かりシェアリングサービス『ecbo cloak(エクボクローク)』やクラウドファンディング・プラットフォーム『CAMPFIRE(キャンプファイヤー)』、迷い猫の探索をサポートするねこさがしIoTサービス『ねこもに』、カーシェアアプリの『Anyca(エニカ)』など多業界スタートアップ企業との連携が進んでいる。SOMPO D-STUDIOは事業ありきではなく、まだ形になっていないアイデアベース(アイデアを持っている人)から関わることによって、より早い段階から接点を創出し、事業化させるためのリソースも用意し、差別化しようとしているのではないか。「D-STUDIOには「○○会社の●●です」のように会社名で参加してもらうのではなく「○○なアイデアがある●●です」などと「個人単位で参加してもらいたい」というSOMPO D-STUDIOの考え方にも非常に共感が持てる。弊社でもこれからはCtoCの時代、組織単位ではなく、プロジェクト単位で活動が行われる時代が来ると考えている。個のWILLに共感した個がつながりプロジェクトを発足し、動かしていく。SOMPO D-STUDIOはその先駆けになるプラットフォームかもしれない。今後の動きに期待したい。

 

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