◉ サービス名 REWIRE ◉ サービス内容 REWIREは、大手銀行と世界規模で提携し、移住者向け国際銀行取引プラットフォームを開発しているアムステルダム拠点のフィンテックスタートアップ。収入の大半を母国に送金する出稼ぎ労働者のために、国際銀行取引プラットフォームを提供している。同社のテクノロジーにより、労働者は現地で利用できるデジタル銀行口座に預金ができるようになった。また、REWIRE発行のデビットカードで母国への送金が容易に行える。 最近行なった資金調達の目的は、世界規模での事業拡大とさらなるヨーロッパ市場への普及活動に使われ、移民が多く住むドイツやイタリアなど、すでに運営が行われている既存事業を補う。さらにフィリピン、インド、タイなど母国の現地銀行との提携拡大および強化に充てられる。 現在、アフリカ大陸で最大級の金融機関、Standard Bank of South Africa (SBSA)と提携しながら運営を行っている。SBSA は20カ国に存在しているが、それらの国では居住者の多くが労働ビザを取得してヨーロッパに渡ってしまう。この提携の一環として、同行のサービスはRewire のソリューションと統合され、それにより同社はヨーロッパの顧客に国際口座を提供できるようになった。Rewire はアジア・アフリカの異国から来た顧客にサービスを届けるため、事業を拡大中だ。 同社は主にヨーロッパ在住のフィリピン人、インド人、ナイジェリア人、タイ人、ネパール人、スリランカ人の移住者コミュニティに向けてサービスを提供している。 ◉ 設立年 2015年 ◉ 累計資金調達額 1200万ドル ◉ 参考 https://thebridge.jp/2019/04/rewire-cross-border-banking-platform-migrant-filipinos-thais-funding-20190327
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