企業概要
企 業 拠 点 :米国マサチューセッツ州ダンスタブル / ワシントンD.C.
設 立 年 月 日 :2022年
資金調達総額 :4000万ドル
ファ ン ドス テ ー ジ:シリーズB
リード投資家 :Catalyst Investors, Battery Ventures, Tower Research Capital, K Street Capital
従 業 員 数 :約50〜100名
サービスの内容
米国の政府調達市場は年間数兆ドル規模の巨大な産業ですが、その入札プロセスは極めて複雑です。無数に存在するポータルサイトから自社に合った案件を探し出し、厳格なコンプライアンス要件を満たした数百ページに及ぶ提案書を作成する作業は、膨大な時間と人手を必要とします。そのため、専任の入札チームを持たない中小企業にとって、豊富な資金を持つ大手防衛企業などと対等に競争することは困難な状況が続いていました。
この政府契約の壁を打ち破り、あらゆる企業に公平な競争の場を提供するために開発されたのがProcurement SciencesのAIプラットフォームです。元米国海兵隊員であり、自身も政府の請負業者として働いた経験を持つクリスチャン・フェレイラ氏によって設立された同社は、請負業者のためのAI搭載型副操縦士として機能します。連邦政府や州、教育機関などの膨大な調達データベースをシステムが自動で横断検索し、過去の実績や技術要件に基づいて各社に最適な入札案件を瞬時に提示します。
同社のプラットフォームの真の価値は、案件を発見した後の提案書作成プロセスにあります。生成AIを活用することで、企業が過去に作成した成功事例や社内の技術データを安全に分析し、政府が求める複雑な要件定義書やコンプライアンスのチェックリスト、さらには提案書の初版を自動で作成します。これまで数週間から数ヶ月かかっていた文書作成作業を数日に短縮することで、企業が人員を増やすことなくより多くの案件に挑戦し、勝率を上げられる環境を構築しています。
エンタープライズ市場で高い実績を持つBattery Venturesからの初期投資に続き、2025年11月にはCatalyst Investorsが主導するシリーズBラウンドで3000万ドルを調達し、累計資金調達額は4000万ドルに達しました。さらに2026年2月には、同業のAI自動化スタートアップであるRogue AIの買収を発表し、プラットフォームの機能をさらに拡充させています。政府機関と民間企業を繋ぐ調達インフラを近代化し、新しい技術やサービスがより早く公共部門に届くための重要な架け橋として事業を急拡大しています。


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