◉ サービス名
Owl Cameras(オウルカメラズ)
◉ サービス内容
アメリカでは犯罪率が減少している一方、ホーム・セキュリティ(自宅、自家用車を含む)製品市場は急速な成長を続けている。自身の資産に対するセキュリティ意識が高いミレニアル世代の人が増えており、2020年までには$100B以上の市場規模になることが予想されている。それを反映するように、今年上期にはAmazonがモニター付きドアホン・メーカーのRing社を買収するなど、多くの企業がホームセキュリティ市場に力を入れ始めている。
ホーム・セキュリティ製品の一部でもある、カー(車)セキュリティに関する製品も最近流行している。この需要に応えているのがOwl Cameras。Owl Camerasは車のダッシュボードに取り付けられるカメラ・キットを開発・販売している。カメラは常時スイッチが入った状態になっており、インターネットにも接続されている。そのため、事故、強盗等の事件が起きる瞬間を動画で自動記録することが出来る。その他、運転中の動画を簡単にシェアすることができるなど、ミレニアル世代のニーズに応えている製品である。競合相手はVava、Nexar、Raven等、多く存在するが、Owl Camerasの売りはインターネットへの常時接続、且つ映像の共有しやすさであり、競合より高い値段($349)で販売しているが需要は多い。
セキュリティに関する需要はこれからも変わらず存在する。今後は、ミレニアム世代のニーズに合わせ、セキュリティとソーシャルネットワークをうまく取り入れた製品の需要が高いと考えられる。
◉ 設立年
2016年12月
◉ 調達情報
2018年8月14日(シリーズA) 1,000万ドル
2018年2月1日(シリーズA) 1,800万ドル
<出典>From the Alley:アメリカで注目すべきスタートアップを紹介するメルマガ
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