Dvdendo / ヒスパニック層向けのバイリンガル対応ロボアドバイザー

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◉ サービス名

Dvdendo

◉ サービス内容  

米国のヒスパニック系の家系は貯蓄が一般的に低く、金融資産を持つ家系は少ない。特に、子育てをしながら親の金銭的援助もする30〜50歳（所謂sandwich generation）のヒスパニックは、貯金する事が大変厳しいのが現実である。現在、米国ではヒスパニック系住民の3人に1人がsandwich generationに属しており、定年を迎えても、多くの人が退職できなくなる可能性が高い。
 
Dvdendoはヒスパニック層に特化したバイリンガル対応（スペイン語、及び英語）のロボアドバイザー・アプリを提供する。個人の運用目標やリスク許容度に応じて、自動的に資産運用を行うサービス。$5から運用を開始することができ、取引手数料は不要。また、Dvdenoアプリをデビット・クレジットカードと接続し、買い物をする度に自動的に貯蓄預金口座に設定額を振り込む事も可能である。　
 
Dvdendo は投資運用で必要とされる与信調査を行わず、また、$5という少額からの取引を扱っている。そのため、WealthfrontやBetterment等、ロボアドバイザー・アプリを提供するスタートアップが多い中、Dvdendoのように、マイノリティに特化するバイリンガル対応のサービスは極めて少ない。マイノリティであるヒスパニック系は今後ますます増える事が見込まれており、Dvdendoの今後の成長は注目すべきである。

◉ 設立年

2016年1月

◉ 累計資金調達額

480万ドル


＜出典＞From the Alley：アメリカで注目すべきスタートアップを紹介するメルマガ