Truebill / コスト削減のための会員サービス料金管理アプリ

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◉ サービス名

Truebill

◉ サービス内容  

ここ数年、Netflix、Dropbox、Github等のサブスクリプション型ソフト（SaaS）の普及に連れ、会員サービスに加入する人が増えている。しかし、会員サービスを利用する人の多くが、どのサービスに加入しているかを忘れ、自分が支払っている会員費を把握できていない。
 
その問題を解決すべく、Truebillはサブスクリプションの会員費を管理するアプリを提供している。ユーザーの銀行口座情報を基に、銀行口座、クレジットカードの取引を参照し、繰り返し支払いがされている項目を割りだす。それにより、ユーザーは銀行口座をアプリに入力するだけで、自分がどの会員サービスに支払いをしているかが一目で見る事ができる。ユーザーはその中から必要のないものを選び、契約を簡単に、かつ素早く解約することができる。またTruebillは管理アプリだけでなく、電話料金、テレビ受信料等の料金交渉サービスも併せて行い、ユーザーの包括的なコスト削減サービスを目指している。Truebillの売上内訳は、プレミアム会員からの料金が4割、交渉サービスの手数料が4割（交渉に成功した場合、Truebillはコスト削減額の40%を請求）、パートナーシップからの料金が2割となっている。
 
安定的な収入を確保するために、月会費などの定期的な料金方法を利用する企業は今後も増える見込み。食品から洋服まで、様々な会員サービスが増えており、将来の買い物は全て会員ベースになってもおかしくない。パーソナル・ファイナンスのアプリが多い中、会員サービス料金に特化したサービスは少なく、Truebillは注目すべきである。

◉ 設立年

2015年12月

◉ 累計資金調達額

690万ドル


＜出典＞From the Alley：アメリカで注目すべきスタートアップを紹介するメルマガ