企業概要
企 業 拠 点 :アメリカ・ニューヨーク
設 立 年 月 日 :2013年
資金調達総額 :10億米ドル
現在のファンドステージ:上場
リード投資家 :ー
従 業 員 数 :非公開
【サービス内容】
国境を越えた送金や企業間決済は、今も複数の銀行を経由するため、着金まで数日かかり、手数料も高くなります。一方、ブロックチェーン上のデジタルなドルであるステーブルコインは、24時間365日、即時かつ低コストで送金できます。ただし、裏付け資産が本当に保有されているか、発行体が規制に従っているかという信頼の問題がつきまとってきました。
Circle(サークル)は、米ドルと1対1で連動するステーブルコイン「USDC」とユーロ版を発行する企業です。USDCは現金と短期の米国債などで100%裏付けられ、準備資産の内容を定期的に公開しています。発行額はテザー社に次ぐ世界第2位です。金融機関同士が即時に国際送金できる仕組みや、金融取引向けの独自ブロックチェーンも展開し、2026年9月には後者の本番運用を始めました。収益の柱は、準備資産から得られる金利収入です。
最大の強みは、創業以来、各国の規制に正面から向き合ってきたことです。2026年第2四半期末のUSDC流通額は733億ドル(前年同期比19%増)で、同四半期の売上高と準備資産収入の合計は7億100万ドル、純利益は4,800万ドルでした。独自ブロックチェーンには、ブラックロックやVisa、Mastercardなど世界的な金融機関が参加しています。
共同創業者兼CEOのジェレミー・アレール氏は、Brightcoveを創業して上場させた連続起業家で、2013年にCircleを設立しました。2025年6月にNYSEに上場し、2026年9月にはシンガポールの国際送金企業の買収にも合意しています。一方で、売上の大部分を金利収入に頼るため、利下げ局面では収益が圧迫されやすい点が課題です。日本でもSBIグループとの提携により2025年からUSDCの流通が始まっており、日本の金融・決済業界にとっても重要な存在です。


▼出典
https://www.circle.com/
https://finance.yahoo.com/markets/crypto/articles/circle-internet-group-inc-crcl-030127051.html
https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1876042/000187604226000248/crcl-20260630.htm
https://finance.yahoo.com/markets/crypto/articles/circle-internet-still-down-10-192516342.html
https://www.dealstreetasia.com/stories/circle-to-buy-tazapay-494696/
https://genfinity.io/2026/09/08/circle-tazapay-acquisition-cross-border-stablecoin-payments/
https://coin360.com/news/circle-tazapay-acquisition
https://www.nasdaq.com/articles/circle-q3-earnings-revenues-beat-estimates-shares-decline
https://investor.circle.com/events-and-presentations/event-details/2026/Circle-Reports-Third-Quarter-2026-Results/default.aspx
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