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今回は11月に資金調達を行った海外スタートアップについて取り上げたいと思います。

以下3つの企業をご紹介いたします。

まず一つ目がトラベル系のスタートアップ。旅行会社が提案するありきたりなツアーにもう飽きた人にはぴったりのサービスですね。

noken / トラベル

2017年1月にニューヨークで創業されたトラベル系のテックスタートアップ。

自分が訪れる予定の国の観光地やホテル、レストラン、現地の人しか知らないようなスポットなどを網羅し、スケジューリングしてくれるサービス。まるでその国にいる友達が作ってくれたようなしおりになり、密度の濃い旅行を楽しむことができる。目的地を決めて、フライトを予約した後に、日程や予算、使いたい交通機関をリストから選択すればスケジューリングしてくれる。旅行中のサポートやオフラインでの案内、旅行前に準備しておくべきものまで手取り足取りサポートしてくれる。ビジネスモデルとしては、24時間年中無休のコンシェルジュサポートを利用するために1日5ドルのサービス料をもらうのと、ホテルやレストラン、レジャー予約の手数料を他のプラットフォームと同様にもらうモデル。

2017年8月にエンジェルラウンドとして、51万ドルを調達、2018年11月に250万ドルをシードラウンドで調達している。創業メンバーはハーバードビジネススクール出身の2人。ハーバードのRock Acceleratorを通じてスタートしている。

URL:https://www.hellonoken.com/

続いては、シフトを交換できるサービス。急用で働けなくなった時に、代わりの人を見つけるのは結構手間がかかる、、そんな課題を解決するサービスです。

Shyft / シフト管理

2015年7月創業でアメリカのシアトルを拠点に活動しているスタートアップ。

小売業やサービス業の労働者がシフトを入れ替える時に使うサービスで、このサービスを使うと、労働者は労働者同士でメッセージをできたり、シフトをみて交換することができる。また店舗側は従業員が欠席できる割合を減らすことができ、管理者がこれまで調整にかかっていた時間も短縮することができる。スマホアプリにて、シフト交換の要求を即座に承認したり拒否したりすることができ、管理者はそれら全てをアプリ上で一元管理することができる。

2016年7月にシードラウンドで元メジャーリーガーなどから150万ドルを資金調達した後、2018年11月に650万ドルをシリーズAラウンドで調達している。現在ではGAP社と提携し、オールドネイビーやバナナリパブリックなどの小売店で利用されている。創業者が以前250人の学生を雇って、苦戦していたところからの着想だという。

URL:https://www.myshyft.com/

最後はスキンケア系のスタートアップ。その人の顔のデータを記録して、最適なサービスを提供するのが他との違いですね。今までは従業員っが属人性高くやっていたであろう領域をしっかりとデータに基づく手法でアプローチしていますね。

Heyday / スキンケア

2015年創業で、ニューヨークを拠点に活動しているスキンケアスタートアップ。

手頃な価格で忙しい人たち向けに顔のスキンケアを行うサービス。高価でハイエンドな店舗と、質の低いやり方で低価格で適当に行う店舗の間でサービスを提供したいという思いで始まったサービス。オンライン予約は当然のこと、顧客の顔の情報をしっかりと記録し、それぞれに合わせた治療や製品を提供することで注目を集めている。現在はニューヨーク5店舗とロザンゼルス1店舗で今回の資金調達でロサンゼルスの出店を進めていくとのこと。料金体系は30分65ドル、50分95ドル、75分115ドルの3つ。デジタルとリアルの両面から顧客に最高の体験を提供していくという。

2017年11月にシードラウンドで300万ドルの資金調達をし、2018年11月に800万ドルの資金調達をシリーズAラウンドで実施した。

URL:https://www.heydayskincare.com/

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