企業概要
企 業 拠 点 :米国・カリフォルニア州サンフランシスコ
設 立 年 月 日 :2024年
資金調達総額 :約1,500万ドル
現在のファンドステージ:シード
リード投資家 :Andreessen Horowitz (a16z), Index Ventures, Avid Ventures, Layout Ventures, SV Angel, Box Group
従 業 員 数 :26名
【サービス内容】
アメリカの医療制度において、患者が適切な専門医にたどり着くまでのハードルは非常に高いことで知られています。自分の加入する保険で対応可能で、自宅から通える距離にあり、なおかつ近いうちに予約が取れる医師を自力で探し出すには、何十件ものクリニックのウェブサイトを調べ、診療時間内に何度も電話をかけ続けるという、多くの時間と精神的な負担を伴っていました。こうした複雑で煩雑な医療アクセスの課題を根本から解決するために設立されたのが、サンフランシスコを拠点とするヘルステック・スタートアップ、Ferry Healthです。
Ferry Healthの最大の特徴は、患者に医療機関の候補一覧を示して終わる、これまでのナビゲーションツールとは異なり、実際に行動を起こす自律型のAIを採用している点です。
患者の治療計画が決まると、FerryのAIソフトウェアが、患者専属の医療アシスタントとして機能します。AIは条件に合う医療機関を見つけ出すだけでなく、実際にクリニックへ自動で電話をかけ、予約の空き状況や専門性の適合度、保険の適用範囲を確認したうえで、患者に代わって診察の予約手配までを完全に自動で行います。
この仕組みは、医療機関や保険会社、デジタルヘルスの仕組みを提供する企業などが、患者のケアを調整する際の裏側で動く基盤として機能しており、サービス開始の時点で、アメリカ全50州、100万人を超える患者のケアナビゲーションを支えられる体制を築いています。
2024年に設立され、開発を進めてきた同社は、2026年9月にAndreessen Horowitz(a16z)やIndex Venturesといった世界トップクラスの投資会社から900万ドルのシード資金調達を発表し、これまで非公開で進めてきた活動を公にしました。AIエージェントによる、対話するだけの存在から実際に行動する存在への転換を、医療分野において最も実用的な形で実現しており、患者と医療機関の双方にとって大きな負担を取り除く仕組みとして、熱い注目を集めています。


ベンチャーをお探しの方
サービス掲載希望の方
